症例報告最優秀賞

慶應義塾大学医学部内科学教室 症例報告最優秀賞は、内科領域における臨床医学の発展への若手医師の貢献を願い、2016年度より設立されました。

表彰対象
研修医・専修医(卒後4年目まで)が主体的に行って発表された症例報告
(内科学会総会・地方会、各専門内科学会総会・地方会、[国内外を問わない])

選考方法
各内科より年度毎の症例報告業績リスト及び推薦演題1演題を提出。
書類選考(抄録、発表スライド、論文化の有無などを踏まえ)の上、研修担当委員で構成される選考委員による投票で選定し、内科教室会議で承認される。
毎年1症例(筆頭演者1名、指導医1名)を表彰する。

目次

2023年度症例報告最優秀賞

研修医部門

研修医氏名:D2 木戸 泰明先生
指導医:岸野 喜一先生(慶應大学 循環器内科)
演題名:慢性活動性 EB ウイルス感染症寛解後の進行性冠動脈病変に対して冠動脈バイパス術を施行した一例
発表学会:第270回日本循環器学会関東甲信越地方会

指導医の岸野 喜一、筆頭発表者の木戸 泰明、福永 興壱教室主任
写真左側から 指導医の岸野 喜一、筆頭発表者の木戸 泰明、福永 興壱教室主任

筆頭発表者コメント

この度は症例報告最優秀賞に選出いただき、大変光栄に存じます。岸野先生をはじめ、循環器内科の先生方には、症例報告を行うにあたっての基本的なことから今回発表させていただいた慢性活動性EBウイルス感染症の症例についての医学的な考察過程まで様々なことをご指導いただきました。大変ありがたい機会に恵まれたと感じております。この場を借りて心より感謝申し上げます。今回の経験を活かし、これから医学に貢献していけるよう精進して参ります。今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

木戸 泰明

指導医コメント

この度は症例報告指導医賞に選出いただき、大変光栄に存じます。筆頭演者の木戸先生の日々の診療姿勢・努力と共著の先生方のご尽力が結実した結果であり、心より御礼申し上げます。稀少疾患の診療で情報が十分ではない中でも、文献検索・考察をしながら診療を構築していく重要性を本症例報告で改めて実感致しました。これからも1例1例の丁寧な診療から深い知見を経験として蓄積していくことを大切にし、若手の先生方にも伝えていけるように指導・精進して参りたいと存じます。今後ともご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願い申し上げます。

岸野 喜一

専修医部門

専修医氏名:D3 山﨑 雄友先生
責任指導医:眞野 恵範先生(東京歯科大学市川総合病院 循環器内科)
演題名:乳頭筋に付着する巨大な可動性疣腫を認めた感染性心内膜炎の一例
発表学会:第270回 日本循環器学会関東甲信越地方学会

指導医の眞野 恵範、筆頭発表者の山﨑 雄友、福永 興壱教室主任
写真左側から 指導医の眞野 恵範、筆頭発表者の山﨑 雄友、福永 興壱教室主任

筆頭発表者コメント

この度は症例報告最優秀賞に選出いただき、大変光栄に存じます。本症例は、乳頭筋に限局する巨大な可動性疣腫を認めた感染性心内膜炎の一例で、その希少性、画像のインパクト、治療方針に重点を置いています。当院部長の眞野先生には論文化を含め多大なるご指導を賜りこの場を借りて感謝申し上げます。引き続き、 1つ1つの症例を深く考察し臨床医としての力をつけていければと思います。 今後ともご指導のほど宜しくお願い致します。

山﨑 雄友

指導医コメント

このような素晴らしい賞を頂き、大変光栄に存じます。この賞は、一例一例の日常診療に真剣に取り組み、多忙な臨床業務の中で、論文作成までやり遂げた山﨑先生の努力の結果にほかなりませんが、共に仕事を出来たことを嬉しく思います。引き続き慶應の関連病院からも、質の高い診療や発表を通じて、若手教育の一翼を担えるよう精進していきたいと思います。今後ともご指導、ご鞭撻のほど宜しくお願いします。

眞野 恵範


専修医氏名:D5 安藤 裕子先生
指導医: 褚 柏松先生(慶應大学消化器内科)
演題名:COVID-19感染を契機に増悪したAcute-on-chronic肝不全(ACLF)の回復期にGLP-2アナログを導入した腸管機能不全関連肝障害(IFALD)の一例
発表学会:第45回 日本肝臓学会西部会若手症例報告奨励賞

谷木 信仁(指導医 褚 柏松の代理)、筆頭発表者の安藤 裕子、福永 興壱教室主任
写真左側から 谷木 信仁(指導医 褚 柏松の代理)、筆頭発表者の安藤 裕子、福永 興壱教室主任

筆頭発表者コメント

この度はこのような素晴らしい賞をいただき大変光栄に存じます。発表の機会をくださり、手厚くご指導くださった褚先生、杉本先生はじめ消化器内科、消化器外科の先生方のお力添えがあって受賞ができました。
引き続き研鑽を重ね精進して参りたいと思います。今後ともご指導ご鞭撻のほど何卒宜しくお願い申し上げます。

安藤 裕子

指導医コメント

症例自体は希少かつ複雑な病態であり、数少ない参考文献の中、展望も含めて安藤先生が綺麗にまとめました。限りのある口演時間内にわかりやすく発表し、堂々と専門家と議論を交わしたことが特に印象的でした。これからの若手医師も慶應病院でしか経験できない症例を一例ずつ大切にしていく喜びを感じていただけたら幸いです。

褚 柏松

2022年度症例報告最優秀賞

研修医部門

研修医氏名:D2 大河内 達也先生
指導医:梅井 智彦先生(慶應大学 循環器内科)
演題名:バルーン肺動脈形成術後の急性肺塞栓症に対して抗凝固療法の変更が有効であった慢性血栓塞栓性肺高血圧症の⼀例
発表学会:医学生・研修医の日本内科学会ことはじめ 2022、優秀演題賞
Recurrent pulmonary thrombosis after balloon pulmonary angioplasty in chronic thromboembolic pulmonary hypertension. Eur Heart J. 2022 Oct 7;43(37):3593.

筆頭発表者の大河内 達也、指導医の梅井 智彦
写真左側から
筆頭発表者の大河内 達也、指導医の梅井 智彦

筆頭発表者コメント

症例報告最優秀賞に選んで頂き、大変嬉しく光栄に感じております。
循環器内科での研修はかなり充実しており、さまざまな疾患の病態理解や管理について学ぶことができました。循環動態を考えることの重要性を知りました。
今回、症例報告させていただいたCTEPHという疾患について時間をかけて考察することで、自分のこれからの医療への考察能力を高めることができるきっかけになったような気がします。このような経験をこれからもたくさん積んでいきたいと思っているので一歩ずつ精進します。

大河内 達也

指導医コメント

この度は症例報告指導医賞に選出いただき、誠にありがとうございます。筆頭演者の大河内先生の努力と共著の先生方のご尽力があり、受賞することができました。忙しい診療の中であっという間に過ぎ去っていくような症例でも、深く考察することで新しい知見が得られ、次の診療に生かすことができるということを、本症例報告で再認識しました。これからも若手の先生方に内科の魅力を伝えていけるよう精進いたします。今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。

梅井 智彦

専修医部門

専修医氏名:D5 小澤 拓矢先生
責任指導医:田中 拓先生(慶應大学 呼吸器内科)
演題名:健康診断で発見された 肺良性転移性平滑筋腫の 1 例
発表学会:医学生・研修医の日本内科学会ことはじめ 2022、京都
Young woman with multiple lung nodules: a pulmonary oxymoron. Thorax. 2022 Nov;77(11):1155-1157.

論文責任著者の 加畑 宏樹、筆頭発表者の 小澤 拓矢、指導医の 田中 拓
写真左側から
論文責任著者の 加畑 宏樹、筆頭発表者の 小澤 拓矢、指導医の 田中 拓

筆頭発表者コメント

この度は、症例報告最優秀賞を頂き、大変光栄に存じます。田中先生、加畑先生をはじめ呼吸器内科の先生方にご指導賜り、心より感謝申し上げます。貴重な症例を通じ、呼吸器診療の奥深さに改めて感銘を受けております。今後とも精進して参りますので、ご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

小澤 拓矢

指導医コメント

この度は、症例報告最優秀賞に選出頂き、大変光栄で嬉しく思います。本症例は、健康診断で認められた無症候性の多発肺結節病変に対して、呼吸器内科的視点と鑑別を行うことで適切な診断と治療にたどりついた、内科医としての醍醐味を感じた症例でした。また、小澤先生が懸命に努力し、本症例の考察と教訓を浮き彫りにしてまとめて下さったこと、素晴らしく思っています。本症例の診断と治療には、多くの診療科の先生方に関わって頂きました、この場を借りて御礼を申し上げます。

田中 拓


専修医氏名:D5 中代 幸江先生
指導医: 谷木 信仁先生(慶應大学消化器内科)(学部内講師)
演題名:「総動脈幹症術後 36 年で発症した肝細胞癌の 1 例」
発表学会:第 370 回消化器病学会関東支部例会、専修医奨励賞

筆頭発表者の 中代 幸江、指導医の 谷木 信仁
写真左側から
筆頭発表者の 中代 幸江、指導医の 谷木 信仁

筆頭発表者コメント

この度はこのような素晴らしい賞をいただき大変光栄に存じます.発表の機会をくださり,手厚くご指導くださった谷木先生はじめ,お力添えいただいた消化器内科,病理学教室,小児科の先生方皆様にこの場をお借りして心より御礼申し上げます.引き続き研鑽を重ねながら,小児心臓血管術後の肝疾患について究明していきたいと考えております.今後ともご指導ご鞭撻のほど何卒宜しくお願い申し上げます。

中代 幸江

指導医コメント

中代先生は小児心臓外科手術後の合併症としての肝細胞癌の複雑な病態に関して、考察と今後の課題・展望を踏まえて発表してくれました。慶應病院では近年問題となっているFontan associated liver disease(FALD)を含む小児心臓外科手術後の肝合併症に関して小児科心臓班と連携して診療・研究を行っていく体制を整えております。今回の栄誉ある賞の受賞を糧にこれからも若手の先生方の成長の一助になれるよう日々精進していきたいと思います。

谷木 信仁


専修医氏名:D5 澤原 夢先生
責任指導医: 伊藤 新先生(慶應大学腎臓内分泌代謝内科)
演題名:抗 MDA5 抗体陽性皮膚筋炎に対する IVIG 治療後に⼀過性に抗 GAD 抗体陽性となったステロイド糖尿病の⼀例
発表学会:日本内科学会第 681 回関東地方会

指導医の 伊藤 新、筆頭発表者の 澤原 夢
写真左側から
指導医の 伊藤 新、筆頭発表者の 澤原 夢

筆頭発表者コメント

この度は、症例報告最優秀賞に選出頂き、大変光栄に存じます。症例の治療からスライドの作成に至るまで懇切丁寧に伊藤新先生にご指導頂き、当初症例に関して悩んでいた際に青山和樹先生にご助言を頂き、そして内分泌代謝内科の先生方のお力添えがあって受賞ができました。先生方にはこの場をお借りして感謝申し上げます。
臨床において疑問や違和感を感じた際に、症例の背景を探る姿勢、周囲の経験豊富な優秀な先生方に共有して解決方法を探る姿勢を忘れずに、今後も精進して参りたいと存じます。

澤原 夢

指導医コメント

当科の澤原先生の頑張った症例報告で賞を頂き大変光栄に存じます。既に得られた膨大な知見をもってしても、まだまだ新しい知見を見出す症例報告の重要性を後進の医師に伝えていければと思います。この度は誠にありがとうございました。

伊藤 新

2021年度症例報告最優秀賞

研修医部門

研修医氏名:D2 坂田 理恵先生
指導医:褚 柏松先生(慶應大学消化器内科)
演題名:悪性胸腺腫摘出後に重症型赤芽球癆および急性肝炎型1型自己免疫性肝炎を併発した一例
発表学会:日本内科学会 ことはじめ2021
“Concurrent de novo Thymoma-associated Paraneoplastic Type 1 Autoimmune Hepatitis and Pure Red Cell Aplasia After Thymectomy: A Case Report and Literature Review”
Sakata R. et al.(submitted)

筆頭発表者の坂田 理恵、指導医の褚 柏松
写真左側から
筆頭発表者の坂田 理恵、指導医の褚 柏松

筆頭発表者コメント

症例報告最優秀賞に選んで頂き、大変嬉しく光栄に感じております。一つの症例を丁寧に考察した上で、得られた知見を的確に報告し、記録に残すという過程を、身につけることができたと実感しております。褚先生、共著そして消化器内科の諸先生方の親身のご指導に、心から感謝申し上げます。医師としての研鑽は始まったばかりですが、本受賞を励みに、一層の努力を続けて参ります。

坂田 理恵

指導医コメント

この度、症例報告指導医賞をいただき、光栄に存じます。坂田先生の努力で、自ら内科研修中に経験した貴重な症例を、血液内科櫻井政寿先生、呼吸器外科西田梨紗先生、朝倉啓介先生、病理診断科江本桂先生、川井田みほ先生をはじめとする診断治療に携わった先生方ご尽力で、まとまることができました。この場を借りて御礼を申し上げます。これからも内科学の楽しさを一人でも多くの後輩に伝えられたらと思います。

褚 柏松

専修医部門

専修医氏名:D3 三守 賢先生
指導医:藤井 健太郎先生(東京都済生会中央病院 腎臓内科)
演題名:アンギオテンシン受容体・ネプリライシン阻害薬を投与した腹膜透析患者の一例
発表学会:第27回日本腹膜透析医学会学術集会・総会
腎と透析別冊「腹膜透析2022」 in press

筆頭発表者の三守 賢、指導医の藤井 健太郎
写真左側から
筆頭発表者の三守 賢、指導医の藤井 健太郎

筆頭発表者コメント

この度は症例報告優秀賞を頂き、大変光栄に思います。慢性心不全に対して新たに承認されたARNIについて、貴重な使用経験を得ることができました。御指導頂いた先生方に深く感謝申し上げるとともに、今後も日々精進して参りたいと思います。よろしくお願い申し上げます。

三守 賢

指導医コメント

この度はこのような大変すばらしい賞を頂き、大変光栄に思います。本症例発表では、新規薬剤の透析患者に対する使用経験について、薬理機序や生理学的作用について三守先生と共に多面的に検討し、病態を深く考える内科学としての深みを改めて味わうことができました。これからも若手の先生方の指導に尽力し、その成長の礎となれるよう、精進していきたいと思います。今後ともご指導のほど宜しくお願いいたします。

藤井 健太郎


専修医氏名:D4久保田 悠介先生
指導医:櫻井 政寿先生 (慶應大学血液内科)
演題名:GATA1変異を持つドナー由来臍帯血クローンから進展した移植後一過性骨髄増殖症
Post-transplant transient abnormal myelopoiesis evolving from a GATA1 mutant clone in cord blood
発表学会:第83回日本血液学会学術集会

筆頭発表者コメント

筆頭発表者 久保田 悠介

この度は症例報告最優秀賞を頂き、大変光栄に存じます。
多大なご指導を賜りました櫻井先生・片岡先生、遺伝子解析を実施頂いた京都大学の南谷先生、データ解析を教示頂いた国立がん研究センター研究所の木暮先生のほか、血液内科医局の先生方のお力添えがあって、受賞することができました。
発表を通じて腫瘍学における遺伝子変異の網羅的解析・追跡の重要性を再認識しました。今後そのような知見を発信できるよう精進して参りますので、ご指導ご鞭撻宜しくお願い致します。

久保田 悠介

指導医コメント

指導医 櫻井 政寿

この度、症例報告最優秀賞の指導医賞をいただき、大変光栄に存じます。シークエンスによって病態を解明することができ、意義のある報告になったと思っております。本症例の診断・治療および解析に携わっていただいた共著の各先生方にこの場を借りてお礼を申し上げます。今後ともご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願いいたします。

櫻井 政寿


専修医氏名:D5海江田 祐太先生
指導医:清原 裕貴先生(慶應大学消化器内科)
演題名:微小変化型ネフローゼ症候群に合併した重症IBD-unclassifiedの一例
発表学会:日本消化器病学会関東支部 第366回例会
*同学会において専修医奨励賞を受賞

筆頭発表者コメント

筆頭発表者 海江田 祐太

この度は、発表の機会に恵まれ、更に症例報告優秀賞をいただきまして大変光栄に存じます。清原先生をはじめとした消化器内科の先生方から御指導を賜り発表させていただきました。先生方にはこの場をお借りしまして感謝申し上げます。本症例は、消化器内科のみでは対処困難な経過もあり、当院の各診療科の協力があってこそ治療を進めることができた症例でした。今後とも各診療科との連携を大切にして邁進する所存です。

海江田 祐太

指導医コメント

指導医 清原 裕貴

この度は、症例報告最優秀賞(専修医部門)に選出いただき大変嬉しく存じます。難治で臨床経過も複雑な症例であったことから、限られた発表時間の中でいかに焦点をしぼり、そしていかに分かりやすく提示するか、という点で海江田先生の努力が評価されて結実したものだと確信しています。今回の栄誉ある受賞を今後のさらなる励みとし、やる気に満ち溢れた消化器内科の若手の先生たちの指導に今後も邁進してまいります。今後ともよろしくお願い申し上げます。

清原 裕貴

2020年度症例報告最優秀賞

『乳糜胸を呈したIgG4関連胸膜炎の1例』
小滝智美, 坂田康明, 菊池潤, 太田裕一朗, 大友耕太郎, 花岡洋成, 鈴木勝也, 金子祐子, 竹内勤
慶應義塾大学医学部 内科学(リウマチ・膠原病)

発表学会:第117回日本内科学会講演会 医学生・研修医の日本内科学会ことはじめ2020優秀演題賞受賞
論文: “Refractory IgG4-related Pleural Disease with Chylothorax: A Case Report and Literature Review”
として Intern Med. 2021 Jul 1;60(13):2135-2143.

筆頭発表者コメント

筆頭演者 小滝 智美

このような素晴らしい賞をいただき大変光栄に思います。発表作成を一から指導して頂いた坂田先生始め手厚くご教授していただいた共著の先生方には大変感謝しております。
人前に出て発表するのはとても苦手であると感じておりますが、学会発表だけでなく日々の抄読会の発表においても、以前より堂々と発表できるようになり、今回受賞できたことが自分にとって自信に繋がっていると感じました。
これからも、今回学ばさせて頂いたことを生かしてより良い発表ができるよう精進したいと思います。この度は本当にありがとうございました。

小滝 智美

指導医コメント

指導医 坂田 康明

この度は症例報告最優秀賞の指導医賞を頂き、大変光栄に存じます。筆頭演者の小滝先生の弛まぬ努力と共著の先生方のご尽力が結実したものであり、心より御礼申し上げます。小滝先生と共に、一症例について深く考察し丁寧にまとめていくプロセスを学び、私自身とても貴重な経験をさせて頂きました。共著の先生方には様々な視点からご指導を頂き、大変充実した報告に仕上げることができました。この経験を生かして、これからも若い先生方の成長の一助になれるよう日々精進致します。今後ともご指導、ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。

リウマチ・膠原病内科 坂田 康明

2019年度症例報告最優秀賞

『肺胞出血・溶血性貧血発作を併発し人工肝補助にて脳死肝移植が可能になった急性肝不全型』
助﨑あきら,褚柏松,吉田文,谷木信仁,中本伸宏,金井隆典
慶應義塾大学医学部 内科学(消化器)

発表学会:日本消化器病学会 関東支部第356回例会 研修医奨励賞受賞
論文:”Late-onset acute liver failure due to Wilson’s disease managed by plasmapheresis and hemodiafiltration successfully serving as a bridge for deceased donor liver transplantation: a case report and literature review”
として Clin J Gastroenterol 誌 (in press)

筆頭発表者コメント

筆頭演者 助﨑 あきら

この度は最優秀賞を頂き、大変光栄に存じます。
ご指導いただいた消化器内科の先生方には、何も分からなかった研修中から大変お世話になった上にこのような貴重な機会を頂き、心より感謝の意を申し上げます。
このような賞を頂けたのも、一重にご指導頂いた褚先生をはじめ、オーベンとしてお世話になった先生方や、応援して下さった多くの先生方のお力添えのお陰です。
今回の経験を通して症例について学びを深めることができただけでなく、多くのことを学ぶことができました。
まだまだ力不足ではありますが、今回の経験を糧に、精進していけるよう努力して参ります。
今後ともご指導ご鞭撻のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

助﨑 あきら

指導医コメント

指導医 褚 柏松

この度、症例報告最優秀賞の指導医賞をいただき、光栄に存じます。筆頭演者の助﨑先生の努力、並びにこの症例の診断治療に携わった慶應義塾大学病院の各診療科のおかげで、今回の経験がまとまった形で残ることができました。この場を借りて全てご指導いただいた共著の先生方にもお礼を申し上げます。これからも一人でも多くの後輩のお力になれたらと思います。今後ともご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願いいたします。

消化器内科 褚 柏松