消化器内科における卒前教育

オンライン臨床実習について

緊急事態宣言に対応し教育体制は大きく変更されております。学生の皆さんは信濃町学生課からの連絡を確認し、適宜Keio.jpのBOX内の資料を確認してください。
また、キャンパスへの立ち入りのない状態での実習となりますので、指導医との連絡が可能なようにPHSあるいは携帯電話に対応できるようにお願いいたします。 大変申し訳無いですが、指導医は平日日中は臨床業務を行っていますので連絡を頂いてもすぐに対応できないこともあります。オンラインでの 実習やメールでの情報共有など不慣れなことが続きますが、よろしくお願いいたします。

臨床グループについて

消化管(内視鏡、上部、下部)、肝・胆膵、腫瘍の3つの消化器内科臨床グループ(以下G)のうち、ターム毎に2グループが今期のポリクリを担当します。それぞれ2-3名ずつ所属し、所属した臨床Gの課題を担当してください。

課題や指導に用いた資料については適宜boxにアップロードを行いますが、著作権や個人情報に関わる場合もあり、外部への配布や流出は厳禁です。

課題について各々で調べてもらい、調べて学習した内容をパワーポイントのスライドにまとめて発表してもらいます。それぞれのグループで中間チェックがありますので、指導医よりフィードバックを受けてください。中間チェックは、所属Gに関わらず両者の中間チェックを聴講してください。発表は所属Gの学生のみとなりますが、チェック中聴講中の学生も質問事項などあれば適宜してください。

課題対応について

課題について、適宜参考文献や教科書を参照して臨むようにしてください。その際、リモートアクセスでのデータベースを用いた検索も活用するとやりやすいと思います(別紙参照)。用いた文献や教科書については、必ず発表スライドに引用元を記載するようにしてください。

課題について調べた際に疑問点や調べ方がわからないなどが生じた場合、そのままにせず、必ず中間チェックの際に直接質問をしたり、指導医へのメールを用いるなどして解決するようにしてください。課題に関係しない自己学習において生じた疑問点や質問事項なども適宜質問していただいて構いません。実習期間中の質問は木曜日の15時までにして頂ければ、木曜の夜間には返答するようにいたします。

課題発表 

調べていただいたことを発表してもらいます。発表は内容にもよりますが、冗長にならないようにコンパクトにすることを心掛けてください。発表していない学生は、適宜疑問に思う点などあれば質問をしてください。また、指導医のフィードバックに対しても積極的に意見や質問をするなど、能動的に学んでいただくようにお願いします。

慶應義塾大学医学部消化器内科学教室は学生教育に力を入れています。内科講義、内科ケーススタディ講義に加えて臨床実習を担当しております。「診療参加型臨床実習の実施のためのガイドライン」に準拠して医学部5年生を対象として臨床実習を行っています。また、6年生になりますと、アドバンストポリクリとして消化器内科を選択された学生さんは、関連病院へ2週間配属となり、チーム医療とcommon diseaseへの対応を学んでいただいています。

臨床実習配布資料

下の文字をクリックして臨床実習の症例サマリーのサンプルをダウンロードしてください。


病歴要約サンプル


【臨床講義 内科学「消化器」(3年生)】

教育目標

消化器領域における診療の考え方を理解する。

講義予定 全24コマ (2020年度)

こちらを参照してください→塾生向けHP

評価

授業の出席率、講義内容をもとにした筆記試験の成績により評価します。


【臨床実習(5年生)】 2020年春学期は上記オンライン実習を参考にしてください。

総目標

問題解決能力を有する医師としての素養を身に着ける。

個別目標

〇 医療面接および身体診察の技能を身につける。
〇 カルテ記載ができるようになる。
〇 担当症例の問題点の抽出とその解決の課程を体験する。
〇 プレゼンテーションの能力を高める。
〇 参加型臨床実習を通じてチーム医療としての医師の病棟業務を理解する。
〇 消化器内科領域で行われている検査の概要について理解する。

病棟実習の内容

実習期間は2週間です。上部+内視鏡、下部、肝、胆膵、腫瘍の5つの消化器内科臨床グループ(以下G)に希望に応じて1−2名ずつ所属し、各臨床Gの入院患者さんを1人担当します。各臨床G指導医から綿密な指導をおこないます、毎日早朝に患者さんを診察し、指導医よりフィードバックを受けます。1週目は内視鏡・外来・ラジオ波治療の見学と同時に、指導医とともに臨床実習をおこないます。2週目後半に各臨床Gの医師より症例検討クルズスをおこないます。病棟カンファレンス、教授回診において患者さんの病状のプレゼンテーションの練習をします。

評価

各指導者より知識・技能(①病歴聴取と身体診察:②診療録記載とプレゼンテーション:③医学的知識、病態の理解、データ解釈)、④学習態度(出席状況、積極性、自習性、向上心、責任感など)を評価します。これに実習サマリーの成績を合わせて最終成績とします。


【臨床実習(6年生)】

総目標

問題解決能力を有する医師としての素養を身に着ける。

内科クラークシップ到達目標

〇 内科的診断・治療プロセスの習得
〇 基本的診療知識にもとづき、情報を収集・分析できる。
〇 得られた情報を元に、問題点を抽出できる。
〇 病歴と身体所見等の情報を統合して、鑑別診断ができる。
〇 診断・治療計画を立てられる。
〇 医師としての基本的態度を取得する。
〇 病歴聴取、診療録記録、プレゼンテーションの仕方を取得する。
〇 患者さんと接することで、身体診察の基本手技を取得する

具体的な実習予定

初日は大学医局に集合しオリエンテーション、その後医学部5年生に対して腹部診察に関する指導をお願いしております。午後より学外施設実習となり、学外実習のスケジュールなどは各施設にて指示を受けてください。

学外協力施設

宇都宮済生会病院、佐野厚生総合病院、国立病院機構埼玉病院、埼玉社会保険病院、東京歯科大学市川総合病院、永寿総合病院、東京都済生会中央病院、北里研究所病院、日野市立病院、川崎市立川崎病院、日本鋼管病院、けいゆう病院、横浜市立市民病院、平塚市民病院

評価

実習先の担当者の評価と、実習後の報告書をもとに、教授、教育担当者により評価します。


学生担当 南木康作(教育担当)・吉田文(実習担当)・岩崎栄典