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専修医からのアドバイス

2012年

  1. 「慶應の内科学教室に入ってよかったと思うこと」佐藤 美奈子さん
  2. 「内科学教室に入局しました」西村 貴絵さん
  3. 「有意義な専修医生活とは」浦井 秀徳君
  4. 「内科学のすすめ」白川 公亮君

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慶應の内科学教室に入ってよかったと思うこと

佐藤 美奈子さん

 ひとつ、あらゆる内科を経験できたこと。
 ひとつ、尊敬できる指導医と、たくさんのすてきな同期に出会えたこと。
 みなさんは、何科にいくかきめましたか?
「内科はやりたいけど...どれか1つになんてきめられないよー。」そんな方には慶應の内科学教室を強くお勧めします。慶應内科の最大の特徴は、各専門科に属さず2年間を過ごすことにあります。私が経験した1年間は、各科の主治医の下に担当医として過ごす、いわば初期研修と同じスタイルでしたが、実際は大きく違ったように感じます。主体性をもって医療を行い、それを主治医が見守り、指導し教育してくれました。大学病院ならではの専門性の高い疾患を診ながら、実際に自分が何をしたいかを見極める大切な時間でした。同時に、Generalに診る能力も自ずと培われるため、将来の専門科を決めている方にもお勧めできます。
 慶應内科のもうひとつの魅力は、人との出会いにあります。
 各科に分かれないため、同期が30人程います。たくさんの同期と、切磋琢磨し、励まし合い助け合いながら成長できました。本当に最高の仲間たちと、楽しく充実した1年間を過ごせたと感じています。この1年間で築いた信頼感をもって、将来、各専門科に分かれて、またこの同期たちと協力しながら医療を行えると思うと非常に心躍ります。そして慶應病院には、驚くくらい尊敬できる指導医がたくさんいます。多くは語りません。自分たちで体感してもらえたらと思います。
 これを読んでくれている人たちは、きっと私たちの後輩になる方々でしょう。ぜひ私たちと一緒にがんばりましょう!みなさんにお会いできるのを楽しみにしています!!

佐藤 美奈子さん

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内科学教室に入局しました

西村 貴絵さん

(撮影:伊達悠岳)

 私は慶應義塾大学出身、関連病院のさいたま市立病院で2年間初期臨床研修を行い、そこからこの内科学教室に入局しました。いわゆる、「典型例」だと思います。同様の経路で内科学教室への入局を考えている方も多いと思いますので、参考になれば幸いです。
 もともと内科志望で、入局に際して特に悩みはしなかったのですが、内部にいるせいで良いところも悪いところも聞こえてくる大学の研修、さて自分はどう感じるのか・・・というところでした。内科に行く人なら誰もが通る道、多くの先生方が同じような経路で進んでいるところなので、良くも悪くも無難だし、間違いはないだろう、というのが私の入局理由と言ったらそうでしょうか。1年間研修をして、良かったところを書きます。まず全科ローテート、これは賛否両論ありますが、市中病院で研修してきた私には有意義でした。市中病院では経験できなかった疾患の診療にあたり、また研修中に学んだ科でも、大学ならではの最新の情報を活かした治療に携われました。各科でご指導いただいた先生方の知識の深さにも感激で、手厚い指導をいただけました。また、同期の多さも魅力の一つだと思います。異なった環境で学んできた優秀な仲間たちからは、研修医時代とはまた違った刺激を受けることができました。これから違う分野に進んでも、繋がっていける仲間に出会えたと思っています。
 総じて、内科学教室への入局に後悔はありません。皆様の入局をお待ちしております。

西村 貴絵さん

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有意義な専修医生活とは

浦井 秀徳君

(撮影:伊達悠岳)

 私は他大学出身者であったため、慶應義塾大学病院で働くことに抵抗がありましたが、自分の出身大学ではない環境で1年間ずつ異なる2つの病院での研修を行うことは必ず力になると考えたために、当院の初期研修プログラムを選びました。
 最初の6ヵ月を当院の内科で研修した私は基礎と臨床研究をしつつ、非常に複雑な病態の患者を上級医と研修医がペアになり治療方針を立てていく様に非常に驚きました。患者を救う情熱だけではなく、非常に高い知力と体力を持ち合わせ、家庭と仕事の両立もでき、人間性豊かな内科学の医師は理想の医師像に近いのではないかとも感じました。研修医終了後の進路を決める時期になり、そのような医師達の中でもっと勉強したいという想いが強かったため、現在の場所にいます。
 3年目が終わろうとしておりますが、出身大学を気にすることなく非常に良い1年間を過ごせたと感じます。たしかに仕事をする環境としてはあまり恵まれていないです。休暇は少なく、労働時間は長いが給料は安く、狭くて古い病棟で、医局に自分の机もなく、指示一つ出すことにも障害ある業務などはお勧めできないかもしれません。しかし、それを十分カバーできるだけの医学知識、情報、人間関係を提供していただきました。これはほかのどの病院にも劣らないと感じております。また、日々の診療で上級医は親切丁寧に教えてくださり、同期とは仲良く楽しく仕事ができました。当院で働きたいという希望がありながら、他大学であるからという理由で断念する必要はないと思われます。
 皆さんが様々に悩み、選んだ結果が慶應義塾大学病院内科専修医であると喜ばしいです。来年度お待ちしております。

浦井 秀徳君

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内科学のすすめ

白川 公亮君

(撮影:伊達悠岳)

 私は、初期臨床研修の2年間を横浜市立市民病院で過ごし、3年目に母校である慶應義塾大学医学部内科学教室に入局しました。
 内科学教室の専修医プログラムでは内科の各専門科を全科ローテートすることです。私は、長い意志人生において早々に専門に特化するよりも、医師として未熟な間はあらゆる分野のあらゆる症例を経験して、いずれ選択する専門への礎とすることが大切であると考えています。初期研修で得た知識と経験を、専門性のある内科をローテートすることで整理し、改めて吸収することが出来ました。
日々進歩していく現代医療に対して、自らも確実に進歩していかなければなりません。今常識であることが、数年後には非常識となっている世界で、あらゆる分野の基礎を身に着けることは、医師として必須の課題です。その意味でも、一専門家として生きていく以前に、一内科医として生きていく以上、全科ローテートは有意義であったと考えます。
 人間はどの環境にいるかも大切ですが、その環境の中でいかに適応していくかが、より大切なことだと考えます。その環境を生かすかどうかは己次第ですが、慶應はその環境を与えてくれます。何故治せなかったのか?他に治療法はなかったのか?など、臨床の場において立ちはだかる壁を、壊したいと思わない医者はいないと思いますが、その夢を実現できる数少ない環境を与えてくれます。
 純粋に医学を志す人には最適な病院だと思います。ひとりひとり目指すものは異なりますが、様々な価値観があるからこそ新しいアイディアが生まれます。ともに医学を探求しましょう。皆様の入局を心よりお待ちしております。

白川 公亮君