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専修医からのアドバイス

2007年

  1. 「学生時代にラグビーに打ち込んでいた僕が医師として大切にしたのは患者さんと向き合う情熱でした」 君塚 善文君
  2. 「ジェネラリストかつ専門領域に造詣が深い内科医が私の理想」 小山 絢子さん
  3. 「この1年間で大きく成長した僕は2年目の出張を楽しみにしています」 友松 克允君
  4. 「理想的なオーベン・ネーベン制度で実力がつきました」 山田 哲君

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学生時代にラグビーに打ち込んでいた僕が医師として大切にしたのは患者さんと向き合う情熱でした

君塚 善文君 (内科専修医、慶應大学出身)

 慶應在学中はラグビーに打ち込んで勉強は苦手でした. 元々内科志望ではありませんでしたが、済生会宇都宮病院(1年目)と慶應義塾大学病院(2年目)のたすきがけ方式の初期臨床研修を通じて、人間として患者さんと向き合って全身を診る内科学の魅力に気づいて内科医になりました。
 当大学内科研修プログラムの特徴は、専修医1年目に専門科を決めずに慶應病院で内科全科をローテイトすることだと思います。初期研修で足りないと感じていた部分は勿論、ある程度理解していると考えていた部分さえ、もう一度、系統的な方法でしっかりと掘り下げて、新たに理解する機会を与えてくれました。その中で自分の興味がどのような分野にあるのか、専修医2年目の関連病院出張とあわせてゆっくりと考えることができるようになっています。
 伝統的な雰囲気なのだと思いますが、各専門科の先生方の垣根が低く相談しやすいだけでなく、自分自身で答えを探すための媒体も十分に用意されており、広い可能性や選択肢が与えられています。自分がどれだけ情熱を持って患者さんに向き合えるかが求められていて、入局の際に気にしていた「勉強が優秀とか優秀でない」とかは問題ではありませんでした。大切なのはとにかく「熱意」でした。
 私達は皆さんのような熱い情熱をもった人と一緒にいい仕事がしたいと思っています。多種多様な人との出会いから発見をしたり、刺激しあったりしながら研鑽を積めたら最高です。是非、皆さんの入局をお待ちしています。

君塚 善文君 (内科専修医、慶應大学出身)

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ジェネラリストかつ専門領域に造詣が深い内科医が私の理想

小山 絢子さん (内科専修医、三重大学医学部出身)

 私は三重大学を卒業してから慶應で初期臨床研修を行い、内科を志して慶應大学の内科専修医(後期臨床研修)プログラムを選択しました。現在、内科専修医として慶應大学病院で内科をローテートしています。
 私はもともとジェネラリストとして患者さんの全身の問題に対応でき、その上で自分の専門分野に深い造詣をもつ医師が理想としていました。内科は種々の健康上の問題を抱えた患者さんが最初に訪れやすい診療科で、患者さんの最初の訴えから問題点を引き出し、病態を考えて必要な検査を行い、診断と治療につなげるというプロセスを最も大切にする科だと思います。私は内科のそのような側面に惹かれました。
 患者さんの様々な訴えから病態を把握するには幅広い知識と経験が求められます。慶應の内科専修医プログラムは1年間で大学病院の内科全科をローテートし、多岐に渡る症例を経験でき、広い知識を身につけられるよう工夫されています。受け持ち症例数は科や時期により幅はありますが、一般病院ほどの数ではなく、むしろ個々の症例を十分把握し考察することが重視されています。また直属の指導医、病棟チーフ等、相談できる先生方が多く、教育的な雰囲気があふれ、各専門分野における最先端の知識に現場で触れられるのにも、魅力を感じています。当然1年間で身につく知識や経験は限られますが、今後の医師としての成長に必要な素地が作られ、これを基に2年目の教育関連病院での研修でさらに経験を積めるようになっています。専門性を高めたい場合は、大学院に進むことが可能で、その点flexibleなシステムと思われます。
 私は他大学出身ですが、学生の時に見学に行った幾つかの施設で、「みんな、外部か内部かなどあまり意識せずに向上心を持って切磋琢磨し、居心地がいい」という意見を一番聞けたのが慶應でした。そして慶應を選び、先輩のアドバイスを実感しました。内科に興味を持ちながら他大学出身で躊躇している方、心配はいりません、ぜひ慶應の内科専修医プログラムをお薦めします。

 平成19年3月

小山 絢子さん (内科専修医、三重大学医学部出身)

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この1年間で大きく成長した僕は2年目の出張を楽しみにしています

友松 克允君 (内科専修医、慶應大学出身)

 私は慶應病院の初期研修プログラムを選び、1年目を伊勢原協同病院(神奈川県)で、2年目は慶應病院で研修しました。初期研修で指導医と担当症例に恵まれ、内科に興味を抱きました。私が後期研修で慶應大学を選んだ理由は、大学では多くの指導医の先生と接することができ、色々な考え方や知識を得ることができるからです。また、初期研修では内科の各科を全て研修できませんでしたが、後期研修プログラムではすべての診療科(呼吸器内科、循環器内科、消化器内科、神経内科、腎臓・内分泌・代謝内科、血液・感染・リウマチ内科)をローテートしますので、内科医として幅広く研修できることも理由です。
 現在、大学での1年間の研修を終え、関連病院への出張を待つ身です。1年前は一人で患者を担当することに大きな不安を感じていましたが、今は期待感でいっぱいで、この1年での成長を自分なりに感じています。内科を志している方は是非、慶應病院での研修を検討してみてください。内科医の基礎を作るのに良い場所だと思います。また、診療科を決めかねている方もいらっしゃると思います。内科の疾患は手術して治癒が得られるものは少ないですが、担当した患者さんと一生付き合っていくことが多く、誤解を恐れずに言えば、患者さんに最高の人生を送っていただき、良い最期を演出するのが内科医の仕事だと考えています。死と向き合うこともあり決して楽な科ではありませんが、医師として充実した毎日を過ごすことができるので後悔しないと思います。是非一緒に内科で働きましょう。

 平成19年3月

友松 克允君 (内科専修医、慶應大学出身)

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理想的なオーベン・ネーベン制度で実力がつきました

山田 哲君 (内科専修医、北里大学出身)

リウマチ内科指導医の
香月有美子先生(左)と病棟にて

 私は北里大学を卒業後、北里大学病院で初期臨床研修を行いました。初期臨床研修では救命救急・麻酔科を重点的に研修したため、内科の知識は十分とは言いがたいものでした。そのため内科医としての基礎的な考え方を身に付ける前に、専門分野を決めてしまうことに少し不安を感じていました。そこで、まず内科医を育てようとする慶應義塾大学病院の内科後期研修(専修医)プログラムを知り、慶應で後期研修を行うこととしました。後期研修1年目は大学病院で全内科をローテートし、内科医として必要なトレーニングをします。後期研修2年目で関連病院に出張し、今まで学んできたことを実践します。その後、後期研修3年目に専門分野を決定します。遠回りのように思えるかもしれませんが、専門家である前にgeneralistであることが患者さんにとって重要であり、managementを行う上で欠かせないものと考えます。
 さらに、慶應の良さは、屋根瓦方式のオーベン・ネーベン制度にあります。チームとして患者さんを一緒に診て、患者さんの病態をディスカッションし治療方針を決めていきます。この積み重ねが我々の力となります。慶應で研修することは敷居が高いように思えるかもしれませんが、今まで他大学出身者を率先して受け入れ、慶應出身者と同等に扱ってきた伝統がありスムーズに研修を行うことが出来ます。このようなすばらしい環境の中、皆さんと一緒に内科後期研修を行っていけることを楽しみにしています。

 平成19年3月

山田 哲君 (内科専修医、北里大学出身)