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専修医からのアドバイス

2015年

  1. 「柔軟な研修体制と優秀な人材」杉原 快君
  2. 「慶應内科学教室で内科医としての大切な一歩を踏み出しましょう」髙梨 敏史君

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柔軟な研修体制と優秀な人材

 私は慶應義塾大学出身ではありませんが、初期研修病院が慶應関連病院だった縁もあって、慶應の内科での後期研修を選択しました。慶應の内科の後期研修には、私たちの代から新しくできた早期選択コースと従来からある全科ローテートコースがあります。私はまだ専門科を確定したくなかったこと、専門分野以外にもジェネラルに診られるようになりたかったこともあり、全科ローテを選びました。初期研修だけでは内科の全領域を学ぶことは多くの研修病院で不可能です。実際にこの一年各内科を回ってみて、初期研修で回った科ではさらにその理解を深め、回ることのできなかった科では貴重な経験をすることができました。特に回ることのできなかった科に関しては、苦手意識を大分払拭できた気がします。早期選択コースと全科ローテのどちらがいいかは、各人の性格や将来の展望によるのでわかりません。様々なニーズに応えられる柔軟な制度ができたということだと思います。ただ全科ローテで学んで来た諸先輩方と一緒に働かせていただいて、全科ローテが慶應の内科の底力となっていることは確実にいえると思いました。
 話は少し変わりますが、専門医制度改変が近々予定されています。どのように改変されるかはまだ不明な部分もありますが、どうやら大きな病院に所属していた方が無難なようです。慶應義塾大学病院は関連病院が多数あり、各病院との連携も密で、専門医制度の変化にも柔軟に対応できると思います。早期選択コースにせよ全科ローテにせよ、慶應での後期研修を選んで間違いはありません。優秀な先輩方がたくさんいらっしゃって、有り難いくらい指導してもらえます。このように恵まれた環境で研修を続けることができることを幸せに思います。これを読んでくれた皆さんと一緒に切磋琢磨できる日を心待ちにしております。

杉原 快君

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慶應内科学教室で内科医としての大切な一歩を踏み出しましょう

 慶應の内科学教室の特徴、そして最大の魅力は、3年目に内科全科ローテートすることだと思います。これは内科に進むけれどまだ専門を決めていない人、すでに専門科を決めている人、どちらにとっても、内科医になる人間には非常に素晴らしいプログラムだと思います。
 私は初期研修2年間を横浜労災病院で行い、将来リウマチ内科を専門にすることを決めておりました。しかし、すぐにリウマチ内科には入らず、母校の慶應内科ローテートプログラムを選択しました。それは、内科医になる以上、専門とする科の知識だけでは、患者を適切に診ることは難しいと感じていたからです。内科疾患というのは、一つの科だけの知識で完結できることは少なく、また複数の医学的な問題点を抱える患者は多いです。内科の幅広い知識を持った上で、さらに自分の専門分野を持つことは内科医として必要不可欠だと考えました。
 初期研修2年間を終え、大学病院で尊敬できる先生方の下で約2ヶ月ずつの各内科研修し、多くの成長がありました。研修医時代に得た知識を実践する場にもなりましたし、研修医時代に学びきれなかった課題を明確にした上で回ることで知識の補強ができました。またリウマチ内科に進むことを決めていたため、腎臓内科では腎炎の鑑別の考え方、呼吸器では間質性肺炎でのステロイドや免疫抑制剤の使い方、血液内科では免疫抑制状態での感染症の考え方、というように焦点を絞ることで、将来の進む専門分野と関連する知識を身に付けることができたのも非常に有益でした。
 医学的な知識以外にも、いつでも相談できる頼もしい先輩方と知り合うことができ、これは今後医者として生きていく上でかけがえのない絆だと思います。
 3年目の1年間を慶應内科プログラムで過ごすことは、有意義かつ内科医として生きていく上で大きな財産になると思います。是非、慶應の内科に入局して、内科医としての素晴らしい一歩を踏み出しましょう。

髙梨 敏史君