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各科の専修医教育

循環器内科

 病棟業務の中心となり、入院患者(常時平均で6名程度の循環器患者)を担当します。病棟医長、病棟チーフ(卒後10-20年目)らの指導に加えて、循環器内科レジデント(卒後5-9年目)がオーベンとしてサポートをしますが、初期研修時と異なり急性期から慢性期にいたる一連の診療・治療の立案に主体的に参加することが期待されます。希望者にはカテーテル検査室での研修も積極的に薦めており、個人の希望及び能力に応じて経験してもらえる体制を整えています。


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呼吸器内科

 病棟では、病棟チーフ(卒後10-20年目)と呼吸器内科レジデント(卒後6-10年目)とチームを作り、入院患者10名程度を担当します。治療方針の決定など、入院患者の診療に主体的な役割を果たすことが求められます。7週間の研修中に多くの呼吸器疾患に関して、EBMに基づいた診断・治療法を学ぶために、受け持ち症例以外の症例についても、積極的に回診、カンファレンス等を利用して研修することが期待されます。研修中に担当する疾患として、肺癌、胸膜中皮腫、縦隔腫瘍などの腫瘍性疾患の他、COPD、気管支喘息などの閉塞性肺疾患、特発性間質性肺炎、サルコイドーシス、急性呼吸促迫症候群などのびまん性肺疾患、各種呼吸器感染症、睡眠時無呼吸症候群などを経験します。
 また、外来診療の補助業務を通じて、咳嗽や呼吸困難、胸部異常陰影のなどの初診患者の対応に加え、非結核性抗酸菌症や安定期の喘息やCOPDの管理など、外来での管理が中心となる疾患についても研修します。さらに気管支鏡検査に参加し、呼吸器内科研修終了時までに基本的な手技(内視鏡の挿入から内腔観察まで)を習得することを目指します。
 また、呼吸器内科レジデントが、専修医を対象に、呼吸器臨床に必須な内容に関するショートレクチャーを、定期的に開催しています。


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消化器内科

 消化器領域の疾患は急性疾患、慢性疾患、悪性腫瘍など多種多様な疾患を取り扱っており、診療科の垣根を越えた消化器領域クラスターが一体となって治療に当たっています。当科では、上部消化管、下部消化管、消化器腫瘍、肝臓、胆膵、消化器内視鏡と6つの臨床グループに分かれて診療業務にあたっており、これらのスタッフのもと後期研修医の皆さんが有意義な研修を行えるよう、日々心がけています。当科研修期間中に外来、病棟の研修を通じて以下のことが主体的に行えることを目標とします。

  1. 消化器疾患の経験と知識を身につける
  2. 検査目的・偶発症の理解
  3. 上部消化管内視鏡の基礎的な手技の習得
  4. 腹水穿刺や肝生検などのベッドサイド手技の習得
  5. 学会での症例報告


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神経内科

 卒後3年目における当大学内科全科ローテーションにおいて神経内科は7週間配属されます。この間、将来どのような専門分野にすすんでも内科医として最低限必要な神経内科領域のCommon Diseaseの臨床的な診断と治療を行えることを目標とします。一般診察に加えて神経学的診察を行い,神経学的所見を正確に把握できること,診察所見から得られた所見から,部位診断,さらに鑑別診断を行えるようにトレーニングをします。そして,鑑別診断から必要な画像診断,神経生理学的な検査を抽出し,各検査の特徴を理解し,検査結果を元に確定診断に至る,さらに文献調査を含めたEBMに則り治療方針を決めていく診療課程を修得します。神経内科疾患のうち,頭痛やめまいなど外来診療が中心となる疾患に関しては,毎日行われている初診外来を中心に外来診療に付き,その診断と治療法を修得できるようにします。
 2年間の一般内科的な後期臨床研修の後(卒後5─7年目)に,日本神経学会認定神経内科専門医を目ざして,神経内科医としての専門的なトレーニングを開始します。上級医として研修医と共に病棟の患者を受け持ち,チャート・カンファレンス,症例カンファレンス,病棟カンファレンスなどで教授,スタッフ,研修指導医と相談しながら,中心となって診療を進めていきます。また,スタッフの外来に付いて,神経内科専門外来の診療の仕方を学びます。教育的なプログラムとして,筋電図,脳波,神経超音波,神経放射線をローテーションする期間があり,神経内科専門医として必要なこれらの技術を学び,さらに臨床のみならず,臨床研究,基礎研究(動物実験を含む)を行い,学会発表,論文作成も行います。さらに、subspecialtyとして5つの専門コース(神経変性疾患、神経免疫、脳卒中、認知症、頭痛)を設けており、脳卒中専門医、頭痛専門医、認知症専門医の取得を目指すことも可能です。


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血液内科

 造血器疾患全般について幅広く知識を習得し、血液診療に必要な診断能力とエビデンスに基づいた治療方針決定・全身管理法を習得します。また専門課程では血液専門医を取得するのに必要な高度な専門的知識と技能を身につけ、これにより将来血液指導医として大学・ 基幹病院で血液診療の中核として活躍できる人材を育成していきます。
 卒後3年目は内科ローテーションの一環として、白血病・悪性リンパ腫・多発性 骨髄腫などの代表的な造血器腫瘍患者の管理を通じ、抗癌剤の使い方・感染症などの合併症に対する支持療法・輸血療法の基礎を身につけます。また看護、リハビリ、緩和ケアチームなどとの連携を通じて、チーム医療の重要性を学びます。卒後5年目以降に当科で研修を希望するものには、専門課程としてさらに専門的な研修プログラムを設けています。


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リウマチ内科

 現在リウマチ内科は2号館7N、8S病棟に合計20床程度の病床を担当しています。臨床研修では5~10名程度の症例を受け持ち,日本リウマチ学会認定の指導医あるいは専門医のチームによる直接指導が行われます。外来診療にも週1回参加し,膠原病・自己免疫疾患に対するエビデンスに基づいた全身管理を習得することを目標とします。これにより、日本リウマチ学会専門医資格取得のために十分な研修を受けることができます。またチームの中では、「半学半教」の精神に則り、これまで学んできた医学的経験を元に、専修医としての立場から初期研修医や学生の教育指導の一端を担い、教育者としての経験ならびに指導を受けることもできます。


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腎臓・内分泌・代謝内科

 内科全般の疾患の広範な知識と医療技術とともに、腎臓内分泌代謝科の専門性を併せ持った医療人の養成を目的とします。
 卒後3─4年目では病棟業務、血液透析、腹膜透析、腎生検・腎病理、内分泌代謝疾患などについて基本的研修をおこないます。具体的には、腎臓疾患を症例ごとに学ぶ、腎生検、腎病理を学び、同時にその所見から治療方針を立てる、末期腎不全患者において血液透析・腹膜透析の導入、管理を学ぶ、高血圧の診断、薬剤選択を学ぶ、電解質・水管理を行う、内分泌疾患に関する実践的知識を幅広く学ぶ、1型・2型糖尿病、妊娠糖尿病、その他の糖尿病について、その診断・治療・マネージメントを習得することになります。
 卒後5─7年目では慶應義塾大学腎臓内分泌代謝内科の病棟および外来を担当し、専門医の取得を念頭に専門のトレーニングを開始します。
 腎臓内科では腎臓内科の広範な知識と技術を身につけ、また、腎臓生検の技術、腎病理のトレーニングを受けるとともに、血液浄化透析センターにおいて血液透析、血液浄化療法を学びます。
 代謝内科(糖尿病)では病棟では主治医(オーベン)として研修医の教育に携わりながら、内分泌代謝疾患、あるいは内科的な諸問題にて入院となった患者を中心に診療を行います。外来では主治医補佐の業務に従事し、症例ごとの状態に応じたフォローの仕方などを学びます。また6年目以降は内分泌代謝外来診療、ならびに他科からの診療依頼に対する対応を中心に学びます。外科系の手術前後の管理、高カロリー輸液時の血糖などの管理、妊娠糖尿病もしくは糖尿病合併妊娠の管理など特殊な病態における内分泌代謝疾患管理も研修します。
 内分泌内科では腎臓内科・代謝内科(糖尿病)のどちらのトレーニングを開始した者も、並行してトレーニングを開始できるプログラムを構成しています。病棟症例は、全ての研修者になるべく均等に受け持つ機会を提供し、さらに週1回の内分泌カンファレンスに参加することにより、より多くの症例を経験できます.専門医取得に必要な学会報告などの機会も提供します。内分泌疾患は、甲状腺疾患のように、患者数は多いが外来診療が主となる疾患もあり、このような症例は外来研修を通じて学びます。


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老年内科

老年内科は「総合診療科」に名称変更いたしました(平成26年4月1日)。




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