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スタッフ紹介 -スタッフインタビュー-
助教 扇野 圭子
略歴
| 2007年3月 | 山口大学医学部医学科卒業 |
| 2007年4月 | 北里大学北里研究所病院 初期臨床研修医 |
| 2009年4月 | 慶應義塾大学医学部 内科学教室 専修医 |
| 2010年4月 | 東京歯科大学市川総合病院 専修医 |
| 2011年4月 | 慶應義塾大学医学部 呼吸器内科 助教（専修医） |
| 2014年4月 | 東京都済生会中央病院 呼吸器内科 |
| 2016年4月 | 川崎市立川崎病院 呼吸器内科 |
| 2022年5月 | 慶應義塾大学医学部 呼吸器内科 助教 |
慶應呼吸器内科には、大きな目標に向かって共に歩める最高の仲間がそろっています。
慶應呼吸器内科を選んだ理由:
初期研修中に内科学、特に悪性腫瘍と戦う現場の信念、医師患者関係構築の大切さ、診療の責任と大変さなどに大きな興味を持ち、内科を専攻することを決めました。慶應は歴史的にも内科は一つの大教室として内科全科を研修できる強いシステムが存在しており、基盤を学んだうえで専門性を高めていける、という点が魅力で慶應内科学教室入局を選択しました。
その中で、呼吸という日常の生活に当たり前に存在する動作に「苦しい」という症状を持たれる、非常につらい思いをされている患者さんに寄り添い、少しでも症状が和らぐよう皆で協議し最良の選択肢を追求する呼吸器内科の先生方の姿勢に刺激を受けました。自分自身もそのようなグループの一員になりたい！と思い、呼吸器内科への入局を決意しました。
呼吸器内科に入ってよかったと感じること、お勧めできること:
呼吸器内科は肺という臓器を中心に診療を行いますが、その疾患群は多岐にわたります。肺癌を中心とした悪性腫瘍、アレルギー疾患、自己免疫疾患、感染症、喫煙関連疾患、炎症性疾患、など一つの臓器に起こる変化は様々で、その合併もしばしば経験します。慶應呼吸器内科にはそれらの専門性を持った指導医の先生方がそろっており、病態を考える上で、多方面で議論できる体制が整っています。また、臓器一つにとどまらず全身性疾患の一部として呼吸器臓器に異常をきたす疾患も多く存在しており、初期研修医時代に魅力に感じた内科全体の研修ができる環境が、その後の専門性を高めた診療にも強い基盤となり、横のつながりが強いところも大きな魅力です。
将来の夢・目指す医師像、あるいは今後の目標:
医療の現場は毎日のように難しい場面に直面しますが、どんなに経験を積んでも「どうしてこのような病態が起こるのだろうか」「このような変化のきっかけはなんだろう」といった、疑問を忘れない、そしてその疑問を少しでも探究していき新しい答えを導く姿勢をもった医師でありたいと思います。
医学生・研修医・若手の医師へ:
どういった仕事であれ医学の世界は大変なことが多く、その使命や責任も決して軽いものではありません。自分のキャリアを考えるにあたり、慶應呼吸器内科にはさまざまな経験を積んだ上級医から、これから医師としてのキャリアをスタートさせる若手医師、教室運営や研究を引っ張ってくださる研究員の皆様や秘書さん、苦楽を共にするのに最高の仲間がそろっています。一度見学に来て当教室の実際をみていただきたいと思います！
