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Achievements

当科 堀内康平先生:T790M変異を獲得したEGFR遺伝子変異陽性肺腺癌における髄内転移に対してオシメルチニブが有効であった一例

題名

Successful osimertinib treatment in a patient who exhibited intramedullary spinal cord metastases of lung adenocarcinoma with an acquired EGFR T790M mutation.

邦題

T790M変異を獲得したEGFR遺伝子変異陽性肺腺癌における髄内転移に対してオシメルチニブが有効であった一例

著者

慶應義塾大学医学部 呼吸器内科 堀内康平

掲載ジャーナル

BMJ Case Reports

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31229973/

論文要旨

非小細胞肺癌において稀ながら髄内転移が発生することが知られており、神経学的予後及び生命予後は不良である。今回、T790M変異を獲得したEGFR遺伝子変異陽性肺腺癌における髄内転移に対してオシメルチニブが著効した52歳男性の症例を経験した。文献上は非小細胞肺癌の髄内転移にオシメルチニブの使用を報告する初めての報告であり、同薬剤の中枢神経系における効果の高さを示した。

本論文の与えるインパクトや将来の見通し

髄内転移においても、オシメルチニブの中枢神経系への高い効果を期待できる可能性がある。


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